YouTubeで動画投稿を始める方法! チャンネル開設や収益化の条件も解説

2024-01-01

YouTubeへの動画投稿を始めてみたいと考えているものの、何から始めると良いのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。YouTubeへの動画投稿は、チャンネル開設や動画のアップロードなどいくつかの手順を押さえておくとスムーズに始められます。撮影も投稿もスマホ一台あれば可能なので、ぜひ基本を押さえて思い立ったときに準備を始めていきましょう。

本記事では、YouTubeチャンネルを開設する方法、収益化の条件、動画投稿の手順などを紹介します。

目次

YouTube(ユーチューブ)とは?

YouTube(ユーチューブ)は、Google社が運営する動画共有サービスで、動画をメインとした世界最大級のSNSのひとつです。日本国内の月間ユーザー数は2022年5月時点で7,000万人に上り、国内でも圧倒的な利用者数を誇ります。

ブラウザやアプリなどから、無料で動画投稿・視聴・共有をすることができます。

YouTubeへの動画投稿に必要な機材

YouTubeの動画投稿に必要な機材としては、カメラ、三脚、マイク、照明などの撮影機材と、動画編集をするためのパソコンなどが挙げられます。本格的に撮影環境を整えたい場合は、これらの機材を揃えるところから準備を始めることになるでしょう。

なお、最近はスマホのカメラの性能が高く、スマホ1台で動画投稿を始めることもできます。スマホでの撮影なら思い立ったときに撮影ができ、費用も抑えられます。プロ並みの画質を求めない方や、費用をかけずに始めたい方はスマホでの撮影が適しています。

また、スマホはYouTubeアプリでアップロードを簡単に行うことができ、手軽にYouTubeを開始することができます。

YouTubeへ投稿する動画はどうやって編集すれば良い?

動画編集は、動画編集ソフトやスマホアプリで行うことができます。無料のソフト・アプリでも基本的な編集機能が網羅されているものもあるので、機能を比較して自分に合うものを利用していきましょう。

編集のやり方やポイントは、Webページ、YouTube、書籍などさまざまなところに情報があり、動画のカットやテロップの挿入など基本的な編集であれば、すぐに行うことができます。

YouTubeチャンネルを開設する方法

YouTubeで動画を投稿(アップロード)する手順 は下記のとおりです。

1. Googleアカウントを持っていない場合はアカウントを作成
2. YouTubeのWebサイトにアクセス(スマホの場合はPC版ページに表示を変更)
3. 右上のログインアイコンからGoogleアカウントにログイン
4. 右上のGoogleアカウントのアイコンを選択
5. 「設定」>「新しいチャンネルを作成する」を順に選択

6. チャンネル名を入力し、「作成」を選択

Googleアカウントを持っていない方は、事前にアカウントの作成を行いましょう。Googleアカウントのログインページからアカウントの作成が可能です。Googleアカウントへのログインが済んでいない方は、YouTubeのWebサイトにアクセス後、右上のログインアイコンからログインを済ませておきましょう。

ログイン済の状態でYouTubeのWebサイトにアクセスすると、画面右上からGoogleアカウントのアイコンが選択できます。Googleアカウントのアイコンを選択し、「設定」>「新しいチャンネルを作成する」を順に選択すると、チャンネル作成のページが開きます。

チャンネル名を入力し、「作成」を選択すると、新しいYouTubeチャンネルを開設できます。

YouTubeで動画を投稿(アップロード)する手順

YouTubeアプリでの投稿方法を例に手順を紹介していきます(パソコンでも右上のアイコンからYouTube Studioを選択すると、動画を投稿できます)。アプリからの動画投稿の手順は下記のとおりです。

1. YouTubeアプリを開く
2. 画面下の「+」のマークをタップ

3. 「動画をアップロード」をタップ

4. アップロードするファイルを選択
5. 動画の映像を確認し「次へ」
6. 動画の詳細(タイトル、概要欄の文章、公開設定、場所など)を入力し「次へ」

7. 視聴者層を選択(この動画は子ども向けですか、年齢制限)

8. 「動画をアップロード」を選択

YouTubeのショート動画をアップする方法

YouTubeには、通常の動画に加えて、60秒以内の縦動画形式のショート動画があります。ショート動画は尺が短い分、気軽にアクセスしやすいため、試聴回数が増える傾向があります。通常の動画のショートバージョンを作成すれば、アクセス数の向上に繋がるでしょう。

作成方法は、スマホアプリの「ショート動画を作成」を選択します。撮影ボタンを押して、15秒の動画が作成できます。なお、15秒を超えるショート動画を作成する場合は、右上の 「15秒」をタップすると60秒までの録画が可能になります。

パソコンでショート動画をアップロードする場合は、60秒以内の縦動画を作成後、アップロードした際に、ハッシュタグ「#short」を加えることで、ショート動画として設定可能です。

YouTube動画の長さやファイルサイズの条件

YouTubeにアップロードできる動画の長さは、デフォルトでは15分までです。アカウントの確認が完了すると、15分を超える長さの動画をアップロードできるようになります。

また、アップロードできるファイルの最大サイズは、256GB、または12時間のいずれか小さい方となっています。

YouTubeの動画投稿で収益化するための条件

YouTubeの動画投稿で収益化するためには、「YouTube パートナー プログラム」へ参加する必要があります。参加するには下記2つの条件を満たすことが必要です。

● チャンネル登録1,000人
● 直近12ヶ月で総再生時間4,000時間が必要(またはショート動画で直近90日に1,000万回の再生)

なお、2023年6月に一部の国(米国、英国、カナダ、台湾、韓国)でYouTube パートナー プログラムの条件が緩和され、「チャンネル登録者数が500人以上」などのいくつかの条件を満たすことで参加が可能となりました。日本国内でも今後条件が緩和する可能性は十分に考えられます。

YouTubeの動画に関する注意点

YouTubeの動画投稿をする際には、とくに下記の2つに注意しておきましょう。

● 著作権を侵害しないようにする
● 肖像権を侵害しないように注意する

著作権を侵害しないようにする

他人の著作物を無断で使用するなど、著作権侵害にあたる行為をすることがないように十分に注意が必要です。

たとえば、歌や効果音などを含むBGMにも著作権があり、著作権フリーではない他人の著作物を無断で使用すると著作権侵害にあたります。著作権フリーの音楽を使用する場合も、商用利用が可能であるか、クレジット表記は必要であるかなどは必ず確認をしておきましょう。

また、他人の動画をダウンロードして再配布や販売をする行為も、著作権侵害にあたります。もちろんテレビ番組などの著作物を許可なくアップロードする行為も、著作権侵害にあたり違法です。

肖像権を侵害しないように注意する

第三者の顔や姿が映り込んでいる動画を許可なく公開すると、肖像権侵害の罪に問われる可能性があります。事前に許可をとる、モザイク処理を施して判別できないようにするなどの対処が必要です。身内であっても必ず事前に許可を取るようにしましょう。

YouTubeへの動画投稿を始めるときのよくある疑問

YouTubeへの動画投稿を始めるときのよくある疑問をまとめています。気になる疑問を解決しておきましょう。

YouTubeチャンネルのコンセプトはどうやって決めれば良い?

YouTubeチャンネルのコンセプトで迷ったら、下記のようなポイントを起点に考えてみると良いでしょう。

● 自分の興味や専門性を活かす
● ターゲットをどこにするか考える
● 他人のチャンネルとどう差別化するか考える

まずは、自分が何に興味があるか、何について詳しいかを自己分析してみましょう。自分が興味を持っていることや知識があることについて話すと、動画が作りやすくなるだけでなく、質の高い発信につながります。

また、誰に向けてコンテンツを作るのかを考えてみると、ターゲットの年齢層や職業などが絞られるため、どのような動画にするべきなのか具体的に見えてくるかもしれません。ほかのチャンネルとどう差別化するかを考えることも、コンセプトや方針を固めるうえで手助けとなるでしょう。

YouTubeチャンネルを伸ばすには何を意識すれば良い?

YouTubeチャンネルを伸ばすための基本的なポイントとしては、下記が挙げられます。

● コンテンツの質を高める
● サムネやタイトルを工夫する
● 一定の曜日や時間帯にアップする
● SNSを活用する
● 字幕や編集方法を工夫する
● 動画の説明、コメントへの返信を丁寧に行う

コンテンツの質を高めることがまずポイントのひとつです。自分のチャンネルや競合のチャンネルで伸びている動画はどれなのか、どのようなコメントが付いているのかなども研究しながら質を高めていきましょう。

そのほか、一定の曜日や時間帯にアップして視聴しやすくする、SNSを活用して認知を増やすといった取り組みもチャンネルの成長につながります。

編集方法に関しては、テロップや字幕を付けることで、音声をオフにしても楽しめるコンテンツになるため、アクセス数の向上につながります。

また、アクセスの多いYouTuberに多い手法として、間を詰めて細かく編集する方法があります。動画のテンポが良くなり、最後まで視聴するユーザーを増やすことができます。

動画の説明欄への記入は、動画内容がわかりやすく行うことが重要です。また、動画へのコメントへの返信も丁寧に行うことで、チャンネル登録数を増やすことができます。

YouTubeチャンネルを開設して動画を投稿してみよう

YouTubeチャンネルの開設は、YouTubeのアカウントページから可能です。チャンネル開設自体に審査などはなく、すぐに始めることができます。

YouTubeへの動画投稿は、スマホひとつあれば誰でも手軽に始めることができます。少しでも興味がある方は、ぜひチャンネルを開設して動画投稿に挑戦してみてはいかがでしょうか。

YouTube動画をスマホで撮影・編集するなら「Galaxy S23シリーズ」や「Galaxy Z Flip5」がおすすめ

スマホでYouTubeへの動画投稿を始めるなら、カメラや処理性能に優れるGalaxyのスマホがおすすめです。

最新モデルの「Galaxy S23 Ultra」では、Galaxy史上最高性能のイメージセンサーを搭載し、日中はもちろん、夜間でもノイズを抑えた明るい動画撮影が可能です。SIMフリーモデルは1TBの大容量のストレージを搭載し、動画を撮り溜める使い方にも対応できます。4K・8Kの高解像度での撮影も可能です。

そのほか、三脚なしで自立させて撮影できる「Galaxy Z Flip5」や、動画編集に便利な約7.6インチ大画面の「Galaxy Z Fold5」などのラインナップもあります。

また、Galaxyスマホで動画編集にこだわりたい方は、プロ仕様の動画編集アプリ「Luma Fusion」が有料で利用できます。Galaxy StoreやGoogle Playストアからダウンロードが可能です。

スマホで思い通りの撮影をしたいという方や、スマホで快適に動画編集をしたい方は、ぜひGalaxyのスマホを検討してみてはいかがでしょうか。

※記事内で使用されている画像はイメージです

ITライターの伊藤浩一さんのプロフィール画像 ITライターの伊藤浩一さんのプロフィール画像

執筆者

伊藤浩一

月間30万PVを超えるブログを運営。
発信力が強みのITライター。
ブログ「伊藤浩一のWindows Phone応援団(旧W-ZERO3応援団)」主宰。
モバイルユーザーとしてレビューを毎日掲載しながら、日本のスマートフォンシーンの盛り上げを行い、アクセス数は月間30万を超えるブログとなっている。WEBニュースへの寄稿、モバイル関連書籍の執筆など多方面で活動している。

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