画素数は、写真を撮影する際のピクセル（色のついた小さな点）の総数を指します。「画素数が多い＝ピクセルが多い」ということなので、画素数が多いカメラのほうが遠くのものを撮影するときも画質が落ちにくくなります。

最近のAndroidスマホに搭載されているメインカメラは1,200～2,400万画素程度のものが主流です。さらに1億画素、2億画素といった高画素カメラを搭載した機種もリリースされています。人物や景色を撮影する機会が多く、高画質な写真を撮りたい場合は、画素数を確認したうえで選ぶと良いでしょう。

F値はレンズから入る光の量を表したもので、「絞り値」ともいいます。「F値が小さい＝光をたくさん取り入れられる」ことなので、明るい写真の撮影に適しています。また、F値が小さいと背景がボケやすくなる、速い動きでもブレにくいという特徴があります。背景がボケることで被写体がはっきりし、印象的な写真が撮影できるでしょう。

F値が大きいとくっきりシャープに写る、ピントの合う範囲が広がるなどのメリットがありますが、暗い場所での写真撮影には不向きです。日中に撮影する機会が多い場合はF値が大きいもの、夜景など暗い場所でも撮影する機会が多い場合はF値が小さいものほどおすすめです。

最近のAndroidスマホに搭載されているメインカメラは1,200～2,400万画素程度のものが主流です。さらに1億画素、2億画素といった高画素カメラを搭載した機種もリリースされています。人物や景色を撮影する機会が多く、高画質な写真を撮りたい場合は、画素数を確認したうえで選ぶと良いでしょう。

カメラに搭載されているレンズの種類や数は、スマホによって異なります。複数のレンズが搭載されている場合、それらは標準・広角・望遠などのように役割が異なっているスマホ が多いです。役割が違うレンズが複数あれば、撮影したいものや場面によって使い分けられるため、レンズの種類や数も考慮して選ぶのがおすすめです。
※「標準・広角・望遠」ではなく、「広角・超広角・望遠」と呼んでいるスマートフォンも増えています。

標準レンズは、多くの場合カメラの起動時にデフォルトで設定されているレンズです。通常の写真撮影では、標準レンズを利用すると良いでしょう。

広角レンズは、画角を大きく広げた写真を撮影する際に使用するレンズです。大人数での集合写真を撮影する場合、標準レンズだと画角に全員がおさまらない可能性もありますが、広角レンズを使えば全員おさまるような画角で撮影できるでしょう。また、広大な自然や景色なども広い画角で撮影することで迫力をそのまま表現することも可能です。イベントや旅行の際に活躍するでしょう。

望遠レンズは、遠くのものを撮りたいときに便利なレンズです。標準レンズでもズームすることで撮影はできますが、解像度が低く粗い写真になりやすいです。その点望遠レンズは、遠くのものを撮影するために設計されているので、画質を落とすことなくキレイな写真が撮影できます。動物園や水族館などのお出かけの際の撮影にも向いています。

また、被写体深度カメラを搭載した機種では、背景のボケを手動で調整することができます。

手ブレ補正機能は大きく分けると、手ブレを感知してレンズや画像を調整する「光学式」と、撮影前後の画像を比較して補正する「電子式」の2つがあります。

手ブレ補正機能が搭載されていれば、撮影時に手ブレが生じても自動で補正してくれるので、動きがあるなかで撮影した写真でもキレイに仕上がります。