2024-11-25

「Galaxy AI」対応の折りたたみスマホ「Galaxy Z Flip6」を体験レビュー!
その魅力と120%使いこなすアイデアをご紹介

Samsungが2024年7月31日に発売した、Galaxyの新たな折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip6」。同シリーズの代名詞である折りたたみ式の構造はもちろん、従来モデルの約1,200万画素から大きく進化した約5,000万画素の高性能カメラや、被写体に合わせて自動でズームを調整してくれる「オートズーム」、デュアルスクリーンでの「通訳」などの機能を活用できる「Galaxy AI」にも対応したモデルです。

今回はWEBメディア「Qetic」の編集部が「Galaxy Z Flip6」を実際に体験。その魅力や機能の活用方法のアイデアをご紹介します。

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革新的デザインと圧倒的な機能を備えた「Galaxy Z Flip6」

Samsungが2020年にリリースした折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」。その第6代目のモデルとなる本作。実物を手にしてまず気になったのは、代名詞ともいえる2つ折りの構造です。画面を開けば約6.7インチの大画面で操作できて、折りたためばポケットにすっぽり収納することが可能。“スマートフォンはここまで便利になったか”と感動すると同時に、どことなく昔慣れ親しんだガラケーを思い出して懐かしさも感じます。

本体を折りたたんだ状態でも操作できる背面のタッチパネル「カバー画面」にも注目。時計や天気、音楽プレイヤーなどのウィジェットをお好みでカスタマイズできるほか、カメラを起動したり、QRコード決済ができたり、Wi-Fiに接続するなどの簡易的な操作も。“折りたたんだ状態で使うことはあるの?”と最初は半信半疑だったものの、実際に試してみると、これがかなり便利なんです。

メインカメラの性能も衝撃を受けたポイント。前作の「Galaxy Z Flip5」が約1,200万画素だったのに対し、本作は高性能カメラが売りのフラッグシップモデル「Galaxy S24」と同等の約5,000万画素まで向上しました。鮮明で美しい色味は“プロユースのカメラと同等レベルなのでは?”と感じるほど。日没後に屋外で使用した時もそのクオリティはノイズもほとんどなく、シャッターを押してから数秒待たされることもありません(ナイトモード起動時はシャッタースピードが遅くなります)。

ほかにも、カメラに手のひらをかざすだけでシャッターを押してくれる「手のひらシャッター」などの便利な機能も。端末から手を離した状態で、好きなタイミングで撮影することができます。セルフィーをする際に“撮影者だけ顔が大きく映ってしまう”などのありがちな悩みとも無縁になりました。

可能性は無限大。「Galaxy AI」の使い方アイデア

「Galaxy Z Flip6」が標準対応する「Galaxy AI」はAI(人工知能)を駆使したさまざまな機能があります。ここではその内容と使い方のアイデアをいくつかご紹介します。

スナップ写真の頼れる味方。「オートズーム」で手軽にベストショット

「Galaxy Z Flip」シリーズの特徴といえば、本体をL字型に折りたたんでテーブルなどに置いて、手振れせずに安定した状態で写真を撮影することができる「フレックスカメラ」。「Galaxy Z Flip6」では「Galaxy AI」を活用した新たなカメラ体験を実現。特に注目したいのが、AIが被写体を認識して最適な画角にズームイン・ズームアウトしてくれる「オートズーム」です。

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「オートズーム」の使い方アイデア

コーディネートをバッチリ決めて 、スナップ撮影。「オートズーム」機能を使えば、限られた時間内でも完成度の高い一枚が撮れます。

ISO 50 / 23mm / 0.0ev / F1.8 / 1/3333s / ハンズフリー・オートズームを使用

デュアルスクリーンでスムーズな会話をサポートする「通訳」機能

内側の「メインディスプレイ」と外側の「カバー画面」をデュアルスクリーンとして使う「通訳」機能にも注目。英語や中国語、アラビア語やインドネシア語などの多言語を同時通訳し、それぞれの画面にリアルタイムで表示してくれる機能です。外国人に道を聞かれたり、異国の地でホテルをチェックインする時に外国語での会話に困ったりする場合でも、もう心配ありません。

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デュアルスクリーンでの「通訳」機能の使い方アイデア

行きつけの多国籍料理店の外国人スタッフにお気に入りメニューの作り方を質問。デュアルスクリーンで「通訳」機能を使えば、スムーズに会話できるだけでなく、テキストを保存しておいて、あとで料理をする時に見返せるのも魅力です。

ISO 400 / 23mm / 0.0ev / F1.8 / 1/30s / 食事モード・自動補正を使用

持ち主のこだわりを形に。圧倒的なカスタマイズ性の「カバー画面」

背面の「カバー画面」はさまざまなカスタマイズに対応。お好みの壁紙を設定できるのはもちろん、時計や通知、スケジュールなどのウィジェットも設定できます。

さらに、今いる場所の天気に応じて雨や雪などのエフェクトが表示される「今の天気壁紙」や壁紙の内容を自動で検知してウィジェットを配置する「おすすめのスタイル」、生成AIで唯一無二の壁紙を作れる「生成AI壁紙」など、ユニークな機能も搭載。さらにメールやメッセージの返信内容をAIが提案してくれる「スマート返信」なども便利です。

「カバー画面」の使い方アイデア

壁紙を好きなペットの写真に、時計の色をイメージカラーに設定して、「Galaxy Z Flip6」を推し活仕様に 。「おすすめのスタイル」を活用すれば、顔や目などを避けてガジェットを配置してくれるのも便利なポイントです。

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便利な機能が盛りだくさん!
その他「Galaxy AI」のおすすめ機能!

もう写真で失敗しない。「フォトアシスト」が画像の編集を提案

写真に写り込んだ余計なものを消去したり、角度を調整した際に生まれる余白をAIで補完したり、物の位置や大きさを変えたりと、AIを駆使してさまざまな加工ができる「フォトアシスト」。基本的な編集操作は指で簡単にできるので、撮影環境を気にせず誰でも簡単にハイクオリティな写真に仕上げることができます。

編集部レビュー:
この日は試しに「生成AI編集」の「補正」を使ってみました。単なる加工アプリと違い、すごくナチュラルに綺麗にしてくれるから、写真を撮影したら絶対使った方がいい!撮影した画像をフリックすると編集メニューが出てくるので、そこから使いたい機能を選ぶだけで完結するのでとって便利です。

読み間違いや文法ミスを削減! 外国語メッセージの味方「チャットアシスト」

「メッセージ」アプリの使用中、相手からのメッセージや自分のメッセージをリアルタイムで自動翻訳もしてくれる「チャットアシスト」。文章を丸ごと翻訳できるほか、入力した外国語のスペルや文法のミスを指摘してくれるモードもあります。

編集部レビュー:
いつも通り自分の言語で打ち込むだけで、スムーズにやり取りできるからストレスフリー。正確で自然な言語で翻訳してくれるので、性能としても優秀! 海外サイトのショッピングの際の問いあわせなどにも便利そうだと思いました。

名前が分からなくてもOK。画像からスムーズに調べられる「かこって検索」

スマホ画面上の気になる物を、指で円を描くように囲うだけで検索することができる「かこって検索」。SNSやWEBの記事上で見つけたものだけでなく、カメラを起動することで目の前にある物の名前や詳細を調べることもできます。どんなアプリや画面を開いていても起動できる機能なため、 スムーズに検索することができて、その結果をさくっと友人に共有することも可能です。

編集部レビュー:
Qeticでお馴染みのキャラクター「アイツ」を検索してみましたが、写真の中で小さく写っていても精度高く検索してくれる印象! 何気なく写っていたものもすぐに調べられるので、旅行先での写真を後から見返したりしながら調べたりしたら楽しそうです。

購入前に知りたい!
Galaxy Z Flip6の気になる疑問集

他のスマートフォンとは一線を画す折りたたみ構造だからこそ、“耐久性は大丈夫なの?”などの疑問はつきもの。その中から、編集部が「Galaxy Z Flip6」を操作していく中で解決したものをピックアップしました。是非、スマートフォン選びの参考にしてみてください。

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疑問1:折りたたみ部分のディスプレイの耐久性が気になる。

ディスプレイが折れ曲がることに慣れていないからこそ、“破損しやすいのでは?”と不安を覚えがち。しかし、使用しているうちにそんな心配を忘れるほど、実物は頑丈でした。これはフレームとヒンジに“アーマーアルミニウム”と特殊な素材と金属を配合して耐久性を高めているからなのだとか。


折りたたみスマホの評判は?耐久性や特長をご紹介!

疑問2:カバーケースはつけるべき?

背面にもカバー画面が付いているため、保護するのがおすすめです。純正品なら、専用カードでカバー画面を着せ替えられる「Galaxy Z Flip6 Flipsuit Case」や、シリコンで優しく包む「Galaxy Z Flip6 Silicone Case」、スマートフォン本来のカラーを見せながら保護できる「Galaxy Z Flip6 Clear Case」などのカバーケースの中から、お好みのカラーやデザインを選びましょう。

疑問3:水で濡れてしまっても大丈夫?

せっかくの大画面だからこそ、お皿洗いや半身浴中に動画やドラマ鑑賞をしたいもの。Galaxy Z Flip6はIP48規格*に準拠した防水性能があるため、多少の水濡れなら気にせず使用できます。
* 水深1.5メートルまでの淡水に最大30分間水没させた条件下における、研究所での試験結果に基づくもので、ワイヤーなど1mm以上の固体に対する保護性能です。ビーチやプールでの使用はお勧めしません。デバイスの防水性能は恒久的ではなく、通常使用によるダメージや時間とともに性能が低下する可能性があります。1mmより小さい塵や砂に対する防塵性能はありません。

疑問4:Galaxy Z Flip6を折りたたんだ状態でできることは?

カメラアプリの起動や写真撮影・設定変更、キーボードを使ったメッセージの返信や電話の発信などは背面のカバー画面でも可能。写真だけでなく動画の壁紙を設定できたり、時計のデザインやウィジェットの内容を変更できたりするなど、カスタマイズ性の高さも魅力です。

スタイリッシュで高機能。頼れる相棒に「Galaxy Z Flip6」を

“タッチディスプレイなのに二つ折り”という事実はもちろん、“カバー画面だけでここまで豊富な操作ができる”“AIがあれば生活がもっと便利になる”など、さまざまな驚きに溢れたGalaxy Z Flip6。日常的なものとなっていたスマートフォン体験に、新たな風を吹かせてくれるモデルといえるでしょう。“そろそろスマートフォンを買い替えようかな?”と考えていた人だけでなく、より鮮明に日々の記録を残してみたい人や、コミュニケーションの幅を広げたい人まで、ぜひ頼れる相棒として手に入れてみてください。

Qetic(ケティック)のプロフィール写真。 Qetic(ケティック)のプロフィール写真。

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